去る8月22日〜27日、小布施町の代表団が、英国生まれの料理用の青リンゴ「ブラムリーアップル」の発祥の地であるノッティンガム州サウスウェル町を訪れ、同サウスウェル町とブラムリーアップルに関しての友好親善の書類を取り交わしてきました。約200年前のブラムリーの原木が今も残る邸宅にもおじゃまして、英国関係者と充実した交流を行って参りました。
一行はブラムリーを小布施町に導入した立役者である荒井豊氏(小布施町大島出身・埼玉県所沢市在住)、小西勝副町長、町内生産者、町振興公社職員の計5名。サウスウェル町の関係者から大きな歓迎を受け、BBC放送や地元新聞社でも取り上げられました。そしてサウスウェル町を代表して同町議長と小布施町を代表して小西副町長がブラムリーアップルを通しての両町の友好親善の調印を行いました。
調印の書類の内容には、小布施町が日本における「ブラムリーの最初の種」であることが明記され、ブラムリーアップル発祥の地であるサウスウェル町から認証されたことになります。サウスウェル町は大聖堂を中心として伝統的な暮らしが静かに営まれる町で、サウスウェル町の関係者は、同町がブラムリーアップルの発祥の地であることを誇りとして、そのことを大切にしています。遠く日本においてブラムリーアップルを世の中に広げていこうとしているこれまでの小布施町の取り組みについて、大きな驚きとともに共感の讃辞をいただき、ともにブラムリーの発展に寄与していくことが確認されました。